産婦の看護における学生の取り組みと学び : 母性看護学実習を通して

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概要

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本研究は、母性看護学実習における産婦の看護を体験した学生の記録内容を分析し、学生の取り組みと学びについて明らかにすることを目的に行った。学生の記録から【産婦の看護への取り組み】【実際に行った看護行為と感想】【産婦の看護から得た気づきや学び】という3つの視点が得られた。【産婦の看護への取り組み】において、学生はもどかしさや何をして良いか分からないといった感想を抱いていたが、それらに影響を与えるものとして、産婦側の要因と学生側の要因があった。【実際に行った看護行為と感想】では、身体的ニーズと心理的ニーズの充足を行い、産婦からの肯定的なフィードバックを受けることで、役に立ったという喜びを感じていた。【産婦の看護から得た気づきや学び】は、1)産科看護・助産婦のあり方2)自己の看護観3)分娩経過・産婦・児について4)母児のアタッチメント形成5)家族との関わり6)自己の生命観について、記録されていた。
東海大学の論文

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