キヌヒカリの生育,収量および食味特性に及ぼす移植時期の影響

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概要

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近年,全国的に良食味水稲品種の作付けが急増しているなかで,香川県においても1991年にはコシヒカリの作付面積が5,000haを越えた。また,1992年にはキヌヒカリが新しく奨励品種として採用され,今後大幅な作付け増加が見込まれている。これらの品種は当初コシヒカリが早期栽培に限定して奨励されたこともあり,現在でも4月下旬〜5月中旬に移植されることが多く,その面積も年々増加の一途にある。このため,これら良食味品種を早期栽培した場合の生育・収量および食味についての知見の集積が強く望まれている。本試験はこうした背景のなかで,移植時期がキヌヒカリの生育・収量および食味に及ぼす影響を明らかにしようと試みたものである。
日本作物学会の論文
1992-12-25

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