情報通信技術を活用した安全確保システムとNコード(テーマ1 情報化社会の安全)
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概要
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Nコードは,10進数のみで実空間の中での位置を指定するための仕組みである。ユビキタスネットワーク社会における位置指定手法として,優れたものであると考える。Nコードでは,全世界を30の大領域に分け,大領域を100×100の中領域(約50km四方)に分ける。中領域の中では,6桁で50m,8桁で5mの分解能で位置が指定できる。筆者らは,06年1月に,堺市南区登美丘地区で,GPS機能付き携帯電話を用い,Nコードに基づく児童の安全確保システムの実証実験を実施した。児童の安全確保のシステムでは,電子タグ活用型と携帯電話活用型とが,2つの典型例となっているが,筆者(西岡)は,携帯電話活用型の方が,コストが安く優れていると判断している。
- 2007-03-17
著者
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