音楽配信ビジネスの市場形成に関わる諸問題とその現状
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概要
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近年、急速なネットワーク環境の普及とMP3など各種音声圧縮方式の登場によって「音楽配信ビジネス」が注目を浴びている。しかし音楽配信をビジネスとして実現させるためには様々な課題がある。ソフトウェアの課題として「音声圧縮方式」、「著作権保護技術」、ハードウェアの課題として「記憶媒体(メモリーカード)」、ネットワークの課題として「配信システム」などが考えられる。どれも統一・標準化されておらず、各技術・規格が乱立している。しかし音楽配信ビジネスの健全な市場形成のためには早急な統一・標準化が望まれる。そこで現時点における音楽配信ビジネスに関わる諸問題を取り上げ、大手レコード会社の音楽配信サービスの現状を把握することにより、音楽配信ビジネスの今後を分析していきたい。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-02-24
著者
-
前川 徹
早稲田大学国際情報通信研究センター
-
中野 潔
大阪市立大学
-
中野 潔
早稲田大学国際情報通信研究センター
-
村上 篤
早稲田大学大学院国際情報通信研究科
-
中野 潔
早稲田大学 国際情報通信研究センター 株式会社アスキー 事業戦略室
-
前川 徹
早稲田大学
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