在宅高齢脳卒中片麻痺者の家族介護者のQOLに影響を及ぼす要因について
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概要
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在宅高齢脳卒中片麻痺者(要介護者)に対する家族介護者の介護負担感、Quality of Life(QOL)の現状を把握し、それに影響を及ぼす要因を明らかにする目的で検討を行った。対象は西宮、尼崎市内の訪問サービスを利用している65歳以上の日常生活に介護を必要とする在宅高齢脳卒中片麻痺者21名(男性12名、女性9名、年齢79.3±8.4歳)とその主介護者21名(男性3名、女性18名、年齢64.0±13.7歳)とし、身体的・精神的機能面およびQOLを中心とした実態調査を行った。その結果、介護負担感とADL自立度との間には関連はなかったが、介護者のQOLは要介護者のADL自立度と介護者の介護負担感によって影響を受けることが判明した。したがって介護者のQOLを向上させるには、要介護者のADL自立度の向上のためのリハビリテーションと介護負担感軽減のための社会的サポートの必要性が示唆された。
- 神戸大学の論文
著者
-
嶋田 智明
神戸大学医学部保健学科
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武政 誠一
神戸大学医学部保健学科
-
杉元 雅晴
神戸大学大学院 保健学研究科
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杉元 雅晴
神戸大学医学部保健学科
-
嶋田 智明
神戸大学大学院医学系研究科
-
嶋田 智明
神戸大学 医学部保健学科
-
出川 瑞枝
(元)西宮市訪問着護センター
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島田 智明
豊橋市民病院
-
嶋田 智明
神戸国際大学 リハビリテーション学部
-
武政 誠一
神戸国際大学 リハビリテーション学部
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