3素子アレイを用いた音源方向推定手法の実用化に関する検討 : 測定系及び周囲雑音による推定性能への影響

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概要

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音源の到来方向推定は,監視カメラ等の画像処理に基づいたアプリケーションにおいても話者追尾を中心に応用されている技術である。これまで,人間の聴覚モデルである周波数領域両耳聴モデルを応用した,2素子での音源の方向角,仰角推定が可能な監視カメラのための吉源方向推定手法が提案された。しかしながら,従来手法ではドーム型カメラカバーの中心に対して点対称に2素子を配置した場合,仰角推定及び前後判別において難点があった。本報告では,従来手法に対して1素子を追加した全方向角及び仰角に対応可能な3素子アレイによる推定手法を提案し,その有効性を確認した。また,監視カメラへの実用化を想定した提案手法の推定性能について,計算機シミュレーションにより検討した。
社団法人電子情報通信学会の論文
2006-11-17

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