行動観察からみたニホンジカの樹皮剥ぎの特徴
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概要
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Bark removal by sika deer Cervus nippon was observed by periodically providing potted trees along deer trails from spring through winter in Nara Park, Nara Pref., in central Japan. Potted trees used were Illicium religiosum and Ilex rotunda, which are known to be preferred by deer. Two types of bark removal were observed: gnawing and rubbing. Gnawing was done by males, females and fawns in all seasons, and the frequency was related with deer population density. Deer that barked trees by gnawing always ingested the scraped bark, and also tended to forage on twigs of the potted trees. Rubbing was done only by males during rutting season. These observations indicate that bark removal by gnawing is associated with feeding and bark removal by rubbing is related with rutting behavior by males.
- 野生生物保護学会の論文
- 2004-12-27
著者
-
前迫 ゆり
奈良佐保短期大学生態学研究室
-
和田 恵次
奈良女子大学理学部生物科学科
-
松村 みちる
奈良女子大学理学部生物科学科
-
和田 恵次
奈良女子大
-
和田 恵次
奈良女子大学
-
前迫 ゆり
奈良佐保短期大学
-
前進 ゆり
奈良佐保学院短期大学生態学研究室
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