タンガニイカ湖産二枚貝 Moncetia lavigeriana 幼生の宿主
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概要
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タンガニイカ湖固有の二枚貝Moncetia lavigerianaは少なくとも8月から12月初旬の間, 繁殖しており, 一度に3, 000∿22, 000卵を内鰓で保育する。グロキディウム幼生は無鉤子型で, 2科18種の魚の鰓に寄生していた。中でも二枚貝の捕食者である2種の魚(Lobochilotes labiatusとLamprologus tretocephalus)が主要な宿主であった。つまり, 親貝の捕食者が幼生の宿主になっているわけで, 両者の間に共生関係が存在すると考えられた。
- 日本貝類学会の論文
- 1984-12-31
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