蛍光灯の連続照明によるピーマンの生長と着果の促進
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概要
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連続光による光合成期間の延長は作物の生長を促進する可能性がある.光強度120μmol・m^<-2>s^<-1>の連続光下においてピーマンの生長は促進され,12時間照射に比べて到花日数は少なく,節数が多く着果数が増加した.この促進効果は発芽直後から連続光下で育てたときに著しかった.連続光下で葉に障害は発生せず茎葉の乾物重が増大した.また,連続光下での新展開葉におけるデンプン含有率は12時間照射のそれと差がなかった.この結果より,低い光強度の場合,連続光下で増大する光合成産物は生長のためにうまく利用されるものと考えられ,光強度が低くても蛍光灯連続照明によって閉鎖空間におけるピーマンの果実生産が可能になるものと考えられた.
- 園芸学会の論文
- 1998-11-15
著者
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