超並列向き階層型相互結合網 : de Bruijn Connected Torus (BCT)の理論的性能
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概要
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近年, 並列計算機のプロセッシングエレメント(PE)を結合するネットワークとして階層型相互結合網が注目されている。また, 1枚のウエハ上に多数のPEを実装して, 複数のウエハを縦に積み重ねた3次元スタック構造が実装されるようになってきた。しかし, 従来の相互結合網ではPE数が多くなるとネットワークの通信性能が低下し, リンク次数やリンク総数の増加によりネットワークを実装できないなどの問題がある。本稿では, 単純な格子網を基本構成(BM)としてウエハ上に実装し, BM間をドブルージン網で結合した階層型相互結合網de Bruijn Connectcd Torusを提案する。そしてBCTのネットワークの理論性能やレイアウト面積について導出し従来のネットワークと比較し, 有効性を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-03-04
著者
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