ワームホールルーティングにおける仮想チャネルフロー制御
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在, 並列計算機上でメッセージを転送する手法として仮想チャネルが用いられ, ラウンドロビンによりフロー制御が行われている.しかし, ワームホールルーティングで, ラウンドロビンにより仮想チャネルフロー制御を行うと大きな遅れが発生する.そこで, 従来型の仮想チャネルフロー制御法であるラウンドロビンの他に、メッセージに優先順位を設けるフロー制御手法として, 転送時間を短縮するための占有法と, 転送時間のばらつきを軽減させる改良占有法を提案する.ここでは, これらのフロー制御方式の通信性能について詳しく議論し, 占有法では平均通信時間の他に平均スループットを向上させる効果があることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-12-11
著者
-
堀口 進
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
堀口 進
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
阿部 亨
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
三浦 康之
湘南工科大学工学部情報工学科
-
三浦 康之
情報工学科
-
三浦 康之
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
関連論文
- モーションキャプチャを用いた仮想都市環境移動インタフェースの構築
- ギガビットネットワークを利用した広域分散並列処理の研究
- 仮想力覚を用いた共有型陶磁器造形システムの構築
- 仮想現実空間における手形状力覚提示装置を用いた意匠設計支援システム
- D-10-5 仮想現実環境を用いた遠隔ロボット操作インターフェースの構築
- D-10-4 IPネットワークを利用した遠隔操作ロボットシステムの構築
- 仮想力覚を用いた協調型3次元工芸品造形システムの構築
- 階層型ニューラルネットワークの部分再学習による高速な故障補償
- 階層的ニューラルネットワークの部分再学習による高速な故障補償
- 並列FFTアルゴリズムと並列計算機への実装