モモアカアブラムシの有機リン製剤抵抗性
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概要
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1.関東地方を中心に6地区産のモモアカアブラムシのESPに対する感受性(抵抗性)を比較検討し,それぞれ差異のあることを認めた.その差異は,薬剤散布歴によって一応の説明がつくようである.2.淘汰実験によっても,抵抗性発達の事実を認めることができた.3.上記6個体群についての電気泳動法によるzymogramパターンの比較検討から,E_2泳動帯の出現率により抵抗性程度がある程度予測できることがわかった.4.同種の有機リン製剤抵抗性の発達・消失についても若干の知見および問題点を掲げた.
- 千葉大学の論文
- 1977-12-10
著者
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