韓国人日本語学習者の日本語破擦音の発音と聴き取りの関係について
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概要
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発音矯正の際、学習者は教師の発音をどのように聞き取り、発音しているのか、その実態を韓国人日本語学習者を対象に調査を行なった。その結果、学習者は教師が繰り返すモデル発音と反復している自分自身の発音が同じかどうか判断することが困難であるが、よく聞き取れる学習者ほど有効な聞き取りの基準を明確にもっていた。更に、発音する際にも有効な基準をもって発音し、自分自身の発音を聞いたときにその基準どおりに発音できているということが聴覚的にも聞き取れている学習者ほど発音もよくなっている傾向がみられた。
- 東北大学の論文
- 1994-09-30
著者
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