刺激語<死ぬ>から連想する言葉の経過時間による変化
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概要
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刺激語<死ぬ>について5分間の単一自由連想調査を長崎大学生対象におこない、最初に思いついた言葉から5分経過後の反応語まで11段階の調査結果を得た。各経過時間段階の反応語の動きを調べると、反応語総数は時間経過とともに増加するが、単位時間あたりの反応語数、反応語種数は時間とともに漸減し、エントロピの増加は次第に緩やかになる。また反応語の内容では、感情に関わる言葉が早い段階で出現し増加は次第に緩やかになる。これに比べて死に関する儀式や原因を表す言葉は反応時間経過とともに増加する。儀式や原因の言葉と同様に、死を説明する言葉や人を表す言葉も時間が経過してから想起される傾向にあることがわかった。
- 2005-06-30
著者
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