メディアプロセッサD30Vの検証手法 (<特集>機能論理設計, アーキテクチャ設計支援と一般)
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概要
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マルチメディア分野への適応が可能なメディアプロセッサとして、独自のアーキテクチャを採用したD30Vを開発した。開発の過程においては、C言語によるシミュレータを作成して演算能力評価およびテストケース作成を行った。機能検証および論理検証では、検証期間を短縮するために、検証方法や検証で用いるテストケース自身に工夫を凝らし、加えて論理検証ではテストベンチの論理合成による回路化を行った。D30Vのプロセッサコア部300kTrに対して命令実行数約32.5万のテストケースを用いて検証を行った。その結果、バグは127個検出され、開発期間は10ヶ月、合計45人月でアーキテクチャ設計から論理検証までを完了することが出来た。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-12-11
著者
-
吉田 豊彦
三菱電機株式会社システムlsi事業化推進センター
-
佐藤 尚和
三菱電機(株)システムLSI事業化推進センター
-
吉田 豊彦
三菱電機(株)
-
山田 朗
三菱電機(株)
-
中木村 清
(株)ルネサス テクノロジ
-
毛利 篤史
三菱電機(株)情報技術総合研究所
-
佐藤 尚和
三菱電機(株)lsi研究所lsi設計技術第三部
-
中木村 清
三菱電機(株)システムLSI開発研究所
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