アメリカ教育行政学研究序説(第III報) : J・H・ニューロンの教育の自由論
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概要
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今日の教育界における争論の一つは,教育の自由の問題である。しかし,この結着は簡単ではない。本稿では,1920年~30年代のアメリカ教育界において,教師の教育の自由の必要性を重要性とを説いたJ・H・ニューロンの所説を検討し,その主張の今日的意義と問題点とを指摘してみることを課題とする。Freedom of teaching is one of the most controversial problems in Japan today. In this article, I surveyed the thoughts about Freedom of Teaching of J.H. Newlon, a famous educational administrator and professor of Teachers College, Columbia University. He insisted that teachers and professor should enjoy the freedom of teaching and of study for the purpose of the realization of democracy. His thoughts are still useful for us to consider the freedom of teaching.
- 大阪教育大学の論文
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