加齢と体重が踵骨骨密度に及ぼす影響
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概要
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本研究の目的は, 踵骨骨密度が加齢と体重によってどのような影響を受けるか検討することである。方法は, 超音波骨密度測定装置を用いて, 健常男性・女性で, 男女間で年齢と体重を一致させた各々29名の踵骨骨密度を測定した。その結果, 男女共に加齢に伴って踵骨骨密度が低下していた。また, 男性では体重が増加するに従って踵骨骨密度が増加していたが, 女性では体重の影響は認められなかった。以上のことより, 男性の踵骨骨密度は, 加齢のみならず体重の影響を受けていることが認められた。しかし, 女性では, 加齢の影響があるものの体重よりも閉経などの生理的な要因により影響されると推測された。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1995-09-30
著者
-
関根 正幸
東京都老人医療センター理学療法科
-
吉村 茂和
東京都リハビリテーション病院
-
関根 正幸
大蔵省印刷局東京病院
-
五十嵐 雅哉
東京都リハビリテーション病院
-
林 泰史
東京都衛生局
-
五十嵐 雅哉
東京都リハ病院
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