コンテナ船の実船強度の計測
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In regard to the hull strength of cargo vessels, ore carriers and tankers, some measurements have been done during voyages, and the results of these theoretical analysis have been published so far. On the other hand, while many large, fast container ships have been build recently, there still remain some problems to the hull strength in rough sea. In order to cralify these problems, we have measured the stresses of the hull of a container ship during one round voyage across the Pacific Ocean in winter.From these experiments, we obtained the following results. (1) From the estimation of the long term distribution of total longitudinal stress on upper deck, the maximum value is expected to be 10 kg/mm^2 in single amplitude for 20 years and consequently 16 kg/mm^2 with still water bending stress. (2) Horizontal stress on upper deck is comparatively small, however torsional stress reaches to 40〜80% of total longitudinal stress according to the sea states. (3) Longitudinal bending stresses separated from the measured stresses coincide with the theoretically calculated values of wave bending moment in head sea, but the formers are a little bigger than the latter in following sea. (4) The maximum wave bending moment in 20 years is expected to be 7 kg/mm^2 in single amplitude. This value is 70% of total longitudinal stress. (5) Maximum warping stress during this voyage was 2.2 kg/mm^2 and the maximum value in 20 years is expected to be 4.5 kg/mm^2 in single amplitude respectively.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
著者
-
熊倉 靖
石川島播磨重工業(株)船舶海洋本部
-
熊倉 靖
石川島播磨重工業(株)船舶海洋事業本部
-
奥本 泰久
石川島播磨重工業(株)船舶・海洋事業部
-
長野 健
石川島播磨重工業(株)
-
谷田 宏次
石川島播磨重工業(株)
-
谷田 宏次
石川島播磨重工業
-
谷田 宏次
Ihi
関連論文
- タワークレーンのゲインスケジュール制御 : 実機試験による検証(D&D2009)
- 51 中水深域空間利用構造体の開発(その3)
- プラントバージ曳航時の縦強度に関する実機計測
- 二重底構造の耐座礁強度模型実験について
- 座礁海難と船体強度
- コンテナ船の実船強度の計測
- 固有振動数の調整可能な動吸振器による船体上部構造の制振について
- 出力フィードバック形スライディングモード制御による六層柔軟構造物の曲げ・ねじり振動制御
- ディスクリプタμ設計を適用した柔軟構造物のロバスト制御
- 2405 超高層ビル用V字型ハイブリッドマスダンパの開発と適用 : その2 : 制御方法と制御効果
- 橋梁・建物の振動制御--ハイブリッド方式 (アクティブ振動制御)
- 微小重力環境改善のための6自由度能動振動遮断装置の開発
- 微小重力環境改善のための能動制振技術の開発
- 講演 大規模構造物へのアクティブ制振技術の適用例
- 板厚の経年減少を考慮したサイドフレームの疲労強度
- 船尾倉フロアの振動
- 不均一鋼材の船殼構造への導入
- ロングハッチカバーの設計に関する一考察
- 溶接止端部形状が疲労強度に及ぼす影響(第2報) : アンダーカットの許容基準
- 溶接止端部形状が疲労強度に及ぼす影響 : 第2報 : アンダーカットの許容基準
- 溶接止端部形状が疲労強度に及ぼす影響(第1報) : ビード止端の応力集中と疲労寿命
- ハイブリッド式制振装置の開発事例
- 溶接部局部耐食性に優れた氷海域用降伏点350Mpa級鋼の開発と溶接部の諸特性
- 極地向け海洋構造物の鋼材と溶接特性について(テーマ特集「最近の鋼構造物の容接」)
- F17-(6) アクティブ建物制振技術の現状と今後の展望(免震・制振・除振技術の現状と今後の展望)(機械力学・測定制御部門企画,日本振動技術協会(JAVIT)協賛)
- 大規模構造物へのアクティブ制振技術の適用例
- 7 各種分野における動揺制御装置の適用例(動揺)
- 船体動揺低減に対するアクティブコントロールの研究開発動向
- 長大構造物へのアクティブ制振技術の適用状況
- 船体構造制振用アクティブ・マス・ダンパの開発
- 船体構造制振用アクティブダンパーの開発
- アクティブ・マス・ダンパ方式による船舶用制振装置について
- 動吸振器について
- 大口径超ロングストロ-ク主機搭載船の軸系縦振動とダンパ効果 (船舶海洋小特集号)
- 大口径超ロングストローク主機関搭載船の軸系縦振動とダンパーの効果について
- モード集成法によるロングストローク機関軸系の振動解析
- 上部構造防振用遠心振子式動吸振機
- 船体たわみ振動計算の精度向上について
- 少数気筒機関の軸系振動解析
- 渦によって励起されたシーチェストの振動について
- アクティブ動揺吸収装置の研究
- (25)アクティブ動揺吸収装置の研究 : 平成8年秋季講演論文概要
- (16)海洋構造物から吊り下げられた重量物の動揺吸収装置の研究
- 大型起重機船吊り荷の能動型制振装置の開発
- Numerical Simulation on Ice Failure
- 計算機支援板曲げ方案自動作成システムの開発 : (第2報) 固有ひずみの観点から見た現場での作業手順
- 高精度組立のための溶接変形シミュレーション : (第一報)板継溶接時の面内変形
- 高精度組立のための溶接変形シミュレ-ション : 第一報 : 板継溶接時の面内変形
- 計算機支援板曲げ方案自動作成システムの開発(第1報) : 成形形状と固有ひずみの関係
- (15)能動型減揺装置の開発と実海域試験 : 続報
- アクティブとパッシブを組合せたハイブリッド式制振装置の開発
- 石油掘削用氷海構造物(MOLIKPAQ)の氷荷重の推定 : 実機計測と模型実験に基づく推定値との比較
- (14) 石油掘削用氷海構造物(MOLIKPAQ)の氷荷重の推定 : 実機計測と模型実験に基づく推定値との比較 : 平成7年春季講演論文概要
- 座礁時の二重底最終強度
- 超高層ビル用V字型ハイブリッド制振装置の開発 (振動・騒音制御技術小特集号)
- 2軸ハイブリッド式制振装置の開発
- 76 海洋構造物を対象とした設計支援システムに関する基礎的研究
- 27 波浪応答の実船計測における最適計測間隔
- コンテナ船の実船強度の計測
- コンテナ船の船体構造方式と船体捩り強度に関する一考察
- 船舶の動揺制御(機械制御実践講座)
- ゴンドラ・リフト用制振装置の開発
- 微小重力実験用アクティブ除振システムの航空機実験 (制御メカトロニクス)
- 微小重力環境改善のための能動制振技術の開発 (宇宙開発小特集号)
- プラントバ-ジの海上輸送時における船体運動と強度
- モード集成法によるクランク軸の動的応答解析 (その2) : ―実機ロングストローク形機関への応用―
- 船舶のアクティブ動揺制御
- 能動型減揺装置の開発と実海域試験-続報-
- 海洋構造物から吊り下げられた重量物の動揺吸収装置の研究
- モ-ド集成法によるクランク軸の動的応答解析-1-ス-パ-エレメントを用いた効率的計算手法(資料) (振動)
- 船上振動デ-タ集録・解析システムの開発とその応用 (振動,騒音(音響)に関する最新技術小特集号) -- (最新の振動,騒音(音響)計測技術とその応用(パネル討論))