アジア, オセアニア地域のセンチニクバエ蛹休眠率とその採集地の緯度との関係
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概要
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The incidence of pupal diapause in the flesh fly, Boettcehrisca peregrina (Robineau-Desvoidy), was examined in 11 colonies originating from Japan (3 colonies), Vietnam (1), Sri Lanka (4), Indonesia (2) and Papua New Guinea (1). The Japanese, Vietnamese and Papua New Guinean colonies entered pupal diapause in response to a short-day photoperiod at 20℃, but there was a difference in diapause incidence among them. Diapause incidence in two Japanese colonies, Bp (Tokyo) and Bp (Mie), was 100% under 13L : 11D and 12L : 12D, respectively. Although the latitudinal difference was only 0.8 degree between the original localities of these colonies, they showed a large difference of 1hr 20 in in their 50% critical photoperiod of diapause incidence. Maximum diapause incidence in other colonies was 20% in Bp (Nabekawa) of Japan, 3% in Bp (Lai Chau) of Vietnam and 35% in Bp (Boroko) of Papua New Guinea. The remaining colonies, Bp (Sri A), Bp (Sri B), Bp (Adams), Bp (forest) of Sri Lanka, Bp (Luwuk) and Bp (Toili) of Indonesia did not enter diapause at any of the photoperiods examined (9L : 15D-16L : 8D). The relationship between maximum diapause incidence and latitude are discussed with 23 colonies including 12 previously studied. A population having 50% diapause incidence was estimated to be found at a latitude of 27 to 28°N in Japan.
- 日本衛生動物学会の論文
- 2001-12-15
著者
-
森林 敦子
感染研・昆虫医科
-
森林 敦子
Department of Medical Entomology, National Institute of Infectious Diseases
-
主藤 千枝子
Department of Medical Entomology, National Institute of Infectious Diseases
-
倉橋 弘
Department of Medical Entomology, National Institute of Infectious Diseases
-
主藤 千枝子
国立感染研・昆虫医科学
-
倉橋 弘
Department Of Medical Entomology National Institute Of Infectious Diseases
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