一期的両側広範囲間接的血行再建術が奏効した小児もやもや病の1例
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概要
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約6年間の四肢の一過性脱力発作を主訴とし,脳血管写上で左右とも鈴木の分類で第3期にあたる所見を呈した8歳の小児もやもや病患者において,術前の脳血流検査で低灌流と血管反応性障害を示した両側大脳半球部位に対して,posterior border zoneから前大脳動脈領域に及ぶ一期的広範囲間接的血行再建術を行った.術後早期から虚血発作は消失し,術後3カ月目の検査で豊富な側副血行路の発達と脳血流の改善を認めた.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1997-05-20
著者
-
植田 敏浩
横浜市立脳血管医療センター脳卒中診療部
-
正田 大介
横浜市立脳血管医療センター脳卒中診療部
-
古田 茂
宇和島市立宇和島病院
-
古田 茂
市立宇和島病院 脳神経外科
-
河野 兼久
愛媛大学医学部脳神経外科
-
正田 大介
愛媛大学医学部脳神経外科
-
古田 茂
愛媛大学医学部脳神経外科
-
植田 敏浩
愛媛大学医学部脳神経外科
-
渡邊 英昭
愛媛大学医学部脳神経外科
-
大田 信介
愛媛大学医学部脳神経外科
-
久門 良明
愛媛大学医学部脳神経外科
-
榊 三郎
愛媛大学医学部脳神経外科
-
久門 良明
愛媛大学大学院医学系研究科 脳神経病態外科学
-
渡邉 英昭
愛媛大学大学院医学糸研究科脳神経病態外科学
-
河野 兼久
愛媛大学 脳神経外科
-
Furuta Shigeru
Department Of Neurosurgery Uwajima City Hospital
-
Furuta Shigeru
Department Of Neurological Surgery Ehime University School Of Medicine
-
久門 良明
愛媛大学医学部 脳神経外科
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