分散型知識処理に適したオブジェクト指向ルールベース・プログラミング
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概要
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多くの知識を必要とする問題や,独立した複数の個体がそれぞれ知識を持つような問題は,知識自体のモジュール化や分散化を必要としている.こうした理由から,複数のルールベースをそれぞれオブジェクトとして扱うことのできるオブジェクト指向ルールベース・プログラミングを提案する.このプログラミング・スタイルは,ルールベース・プログラミングの一つの問題点として指摘されてきた複数のプロダクション・ルールのモジュール化をオブジェクト指向の枠組で実現するだけでなく,分散型知識処理に適したより柔軟なルールベース・プログラミングを可能にする.本論文ではプロダクション・ルールの継承機能を利用した例と,ルールベースを分散させた例について紹介し,オブジェクト指向ルールベース・プログラミングの機能,効果,特徴などについて述べる.
- 一般社団法人日本ソフトウェア科学会の論文
- 1988-10-14
著者
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所 真理雄
慶應義塾大学
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所 真理雄
慶應義塾大学電気工学科
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所 真理雄
慶應義塾大学大学院理工学研究科:(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所
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所 真理雄
ソニーコンピュータサイエンス研究所
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丸一 威雄
慶應義塾大学理工学部
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丸一 威雄
慶応義塾大学理工学部電気工学科
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