健診システムにおける「曖昧さ」の取り扱いに関するアプローチ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
We have developed an Expert System (ES) which assists the Doctors in the Automated Multiphasic Health Testing and Service (AMHTS), specially in Diabetes Mellitus. In the AMHTS the Doctors classify the patient conditions to 6 special categories (A, B, BF, C, D, G) difined in AMHTS. Almost of all ES can infer the Diagnosis only by using Rule Base with crispy threshold. These are not so sufficient for Doctors, because Doctors have ambiguous sense. We have developed ES, applied to DM, utilizing two types of methods indicating continuous certainty. One is the Index method similar to FUZZY integration theory. The other is the ES with Neural Network (NN). In the Index method, we have newly introduced a Diabetes Mellitus Index (DMI) which indicates the degree of DM. DMI is calculated by converting the 3 blood sugar (FBS, 1hGTT, 2hGTT) using non-linear scale, and multiplying the weightings corresponding to the each blood sugar value. Subsequently, inference is carried out using a rule base and DMI. Consequently, the categories from the ES upon 1000 patients data in Toshiba Rinkan Hospital have demonstrated a high degree of coincidence with the categories by the Doctors employed in the AMHTS. NN is constructed with 3 layers as the input layer, the hidden layer and the output layer. The input layer has 3 units assigned to 3 blood suger. The hidden layer has 50 units. The output layer has 5 units assigned to 5 categories except "A" category. "A" category is infered by the rule base. Consequently, the coincident ratio between the categories from the ES with NN and ones by the Doctors upon 3684 patients including above 1000 data has been sufficient. It is, however, less than the coincident ratio from the ES with DMI. Each of the 4 methods (FUZZY, Index, NN, Rule) is suitable and effective to the Medical Application, and so it is important to apply and combine the 4 methods to the appropriate problems.
著者
-
所 真理雄
慶応義塾大学理工学部院
-
所 真理雄
慶應義塾大学
-
所 真理雄
慶應義塾大学電気工学科
-
所 真理雄
慶應義塾大学大学院理工学研究科:(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所
-
所 真理雄
ソニーコンピュータサイエンス研究所
-
河部 康男
東芝林間病院精神科
-
山田 真一
(株)東芝医用機器技術研究所
-
大橋 昭南
(株)東芝医用機器技術研究所
-
柴田 定康
東芝メディカル(株)
-
福島 光敏
東芝医用システム(株)
-
谷川 雅啓
東芝医用システム(株)
-
所 真理雄
慶応大学工学部
-
市川 正紀
慶応大学工学部
-
河部 康男
東芝林間病院
-
山田 真一
(株)東芝医用機器・システム開発センター
-
市川 正紀
慶応義塾大学理工学部電気工学科
-
大橋 昭南
(株)東芝医用機器事業部
-
柴田 定康
東芝メディカル(株)技術管理部
関連論文
- 8.コンピュータサイエンスはいかにして人類の未来に貢献するか : オープンシステムサイエンスにおけるコンピュータサイエンスの役割(情報処理技術の未来地図,50周年記念特集号)
- オブジェクト指向計算特集の編集にあたって
- 明日のイメージコミュニケーションを考える
- 第3回 近代医学のルーツを探る会 : 長崎の旅の印象記
- 医学の歴史を巡る旅に参加して(各参加者) : -ギリシャ・エーゲ海-平成12年10月1日(日)-10月11日(水)
- 医学の歴史を巡る旅(第4回)の印象記
- 健診システムにおける「曖昧さ」の取り扱いに関するアプローチ
- 医療用コンサルテ-ションシステム (AI技術)
- マルチメディアと研究・教育
- 203.頭部用スキャナの密度分解能と空間分解能の関係(第35回総会会員研究発表)(CT7画像構成)
- ApertosオペレーティングシステムによるIPv6ルータの構築
- 超高精細画像マルチメディアと超高速コンピュータネットワーク実験
- SOSP-14:オペレーティングシステムに関する国際会議に参加して
- 原子オブジェクトにおける協調原子性の実現方式
- マルチバージョン原子オブジェクト
- 並行オブジェクト指向言語 : Concurrent Smalltalk
- スロット仮想空間によるオブジェクト間通信の高速化
- エージェント指向言語MALS
- パネル討論会 : オブジェクト指向の展望 : 昭和63年度後期第37回 全国大会報告
- 進化する学習エージェント集団の動的環境への適応
- 427 動画対応の直接変換型X線平面検出器の開発(2)
- フローを考慮した経路制御機構
- マルチキャスト通信のための鍵交換プロトコルの拡張
- マルチキャスト通信のための鍵交換プロトコロルの拡張
- マルチキャスト通信のための鍵交換プロトコルの拡張
- 3次元メモリを用いた立体図形表示機構--SCOPE (画像処理特集) -- (画像の生成)
- 視線を伴った表情とのインタラクション
- 行動シミュレーションに基づいたアニメーションシステムParadise
- 「専用プロセッサの方式とシステム構成特集号」を編集するにあたって
- マルチバージョン並行オブジェクト
- トランザクション管理オブジェクトによる一貫性保証方式
- 情報学にパラダイムシフトを起こすオープンシステムサイエンス! 情報担当者はどう理解し,どう行動すればいいのか (株)ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長 所眞理雄氏に聞く
- 10. 技術成熟期における研究開発(1000号記念「夢・創・想・感」)
- Special Talk 特別対談 ソニー所 眞理雄氏 対 松下電器産業 櫛木好明氏--CE Linuxに託す僕らの想い (特別編集版 GLP最前線)
- ボーダレス社会と二十一世紀の教育研究
- 再会を考慮した協調方式
- イメージネットワーク
- 非均一環境における分散GAの個体移動に関する考察
- 動的環境下における学習と遺伝・進化 : ダーウィニズムとラマルキズムの比較(複雑系5)
- 進化的エージェント集団の動的環境への適応 ( マルチエージェント)
- 25年後の技術を語る
- 自己反映的分散プログラミングシステムAL-1/Dにおけるオブジェクトの動的再配置 (自己反映計算(リフレクション))
- オブジェクト指向並行プログラミング言語 (オブジェクト指向プログラミング)
- 並行オブジェクト指向知識表現言語Orient 84/K
- 計算場における分散プロセスの準最適配置
- 405 直接変換型X線平面検出器(動画対応)を用いた血管造影の報告 : 動物実験例をもとに
- リアルタイム通信プロトコルRtPの設計
- 分散実時間システム記述言語DROLにおける最小被害戦略の実現
- 小特集「医用画像と情報処理」の編集にあたって
- 並行オブジェクト計算のための形式系 (オブジェクト指向研究会から)
- 分散人工知能とプログラミング言語 (「分散人工知能」)
- 分散計算のための局所時間性に基づく形式系
- 医用機器におけるAI応用 : 放射線治療システムを中心として(II.応用分野,応用の現状と将来,機械工業におけるAI応用)
- 離散系シミュレーションの分散時刻管理
- マルチエージェントシステム研究の目指すもの : コメントに対するコメント
- 高度情報化社会のためのソフトウェア構築方法論
- マルチエージェントシステム研究の目指すもの
- マルチエージェントシステムにおける競合回避のためのネゴシエーション手法 ( マルチエージェントと協調計算)
- 地図を用いた協調探索 : 複数エージェントの集結問題を例として ( マルチエージェントと協調計算)
- プロセス代数によるリアルタイムオブジェクト指向プログラミング言語の意味論
- 時間的特性を考慮した並列プロセスの形式的記述 (並列処理)
- ソフトウェア産業の健全な発展に向けて
- 適応化コンポジション : 開放型システムにおけるコンポジションに基づいた新しいソフトウェア構築手法 (オブジェクト指向研究会から)
- オペレーティングシステムの観点から (超並列処理)
- 自律的エージェントからなる組織の計算モデルと分散協調問題解決への応用
- カットオペレータを排除し明示的に制御を行う論理型言語 : ALEX
- データ駆動型計算機における準動的並列実行制御
- 分散型知識処理に適したオブジェクト指向ルールベース・プログラミング
- On the Working Set Concept for Data-flow Machines : Consideration on List Processing on a Hierarchical Structured Memory
- 4. 並列処理システムの展望 (並列処理技術)
- Tenth ACM Symposium on Operating Systems Principles
- Evaluation of Working Set Algorithms for Data-flow Machines(Software Science and Engineering)
- 可変構造計算機とソフトウェア・エンジニアリング
- IVERSON言語(A Programming Language)
- 直接変換方式X線平面検出器(動画対応)の特長
- 医療診断と画像情報処理 (医用画像と情報処理)
- メンバーシップ関数の微分に関する一考察(診断システム)
- 医療機器とPL法について
- 知的情報処理の目的と現状
- 司会のことば
- 人間ドック2,675例のデータベース分析による本態性低血圧の低血圧基準値の設定と低血圧群の臨床的特徴
- 診療支援システムにおける" あいまいさ" の研究
- ブライトリバーに関する検査データの統計的解析について
- 人間ドック受診者における低コレステロール基準値の検討― 従来基準とMRFIT基準―
- ライフスタイル問診の開発と運用