マルチキャスト通信のための鍵交換プロトコルの拡張
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概要
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IP層において安全な通信を提供するための機構であるIPsecでは, 暗号化や認証を行なうために通信者があらかじめ鍵を共有しておく必要がある.IPsecに必要な鍵の共有を動的に行なう機構として, IKE(The Internet Key Exchange)が提案されており, 現在標準化が進められている.IKEの現在の機構では, 1対1通信であるユニキャスト通信のための鍵交換方式のみしか規定されておらず, 1対多通信であるマルチキャスト通信のための鍵交換は不可能である.そこで本論文では, 鍵交換プロトコルIKEを, IPsecを用いたマルチキャスト通信のための鍵配布が可能となるように拡張を行ない, その有効性を示すために鍵交換デーモンに実装する.さらに, 実装における問題点を示し, その解決方法を述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-04-23
著者
-
所 眞理雄
(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所
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伊藤 純一郎
慶應義塾大学
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所 真理雄
慶応大
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所 真理雄
慶応義塾大学理工学部院
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所 真理雄
慶應義塾大学
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所 真理雄
慶應義塾大学理工学部:(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所
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所 真理雄
慶應義塾大学電気工学科
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所 真理雄
慶應義塾大学大学院理工学研究科:(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所
-
所 真理雄
ソニーコンピュータサイエンス研究所
-
濱野 淳史
慶應義塾大学大学院理工学研究科計算機科学専攻
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