SPM法による光ファイバの非線形定数の測定
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概要
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相互位相変調法(XPM法)と自己位相変調法(SPM法)で、分散シフトファイバ(DSF)の1550nm付近における非線形定数の測定を行った。DSFのランダム傷波状態における非線形屈折率は、XPM法では平均で2.31×10^<-20>m^2/W、SPM法では平均で2.62×10^<-20>m^2/Wと測定され、従来の同様の方法による値とほぼ一致した。しかし、この結果から、直線偏波における理論値を求めて比較すると、XPM法で3,47×10^<-20>m^2/W、SPM法で2.95×10^<20>m^2/Wとなって一致しない。したがって、理論、実験両面からの検討を要する。今後は、SPM法、XPM法において例えば波長分散の影響も考慮するなど、測定条件の吟味が必要であると考えられる。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1995-10-27
著者
-
大越 春喜
古河電気工業 光技術研究所開発部光伝送研究室
-
藤崎 晃
古河電気工業株式会社
-
中村 浩史
古河電気工業株式会社光技術研究所
-
大越 春喜
古河電気工業株式会社ファイテル製品事業部
-
藤崎 晃
古河電気工業株式会社光技術研究所
-
大越 春喜
古河電気工業
-
藤崎 晃
古河電気工業
-
大越 春喜
古河電気工業株式会社ファイテルフォトニクス研究所
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