WWW上に構築するコーディネーション支援システム : KT法に基づく支援システム

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概要

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グループによる問題解決は,参加者それぞれがもつ知識や経験を利用して問題解決を行う仕組みなので,巧く運用すれば個人で行うよりもより大きな効果をもたらす。しかし,グループによる問題解決の仕組みを効果的に利用することは容易ではなく,コーディネータの良し悪しがその成否に大きな影響を及ぼす。そこで,グループによる問題解決の過程で,各参加者が持つ知識や経験を効果的に引き出すことができるように計算機で支援したい。それにはグループによる問題解決の仕組を効果的に運用するための原理のようなものがなければならない。著者らは,このための原理として,マネージメントの一手法であるケプナー・トリゴー法を導入し,WWW上で動作する支援システムを構築中である。本論文では,ケプナー・トリゴー法に基づく,グループによる問題解決支援システムの実現方法を提案している。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-08-16

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