領域モデルに基づく通信サービス要求獲得
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概要
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ソフトウェア開発工程では、ユーザの要求を正確にかつ漏れなく抽出することは重要な作業である。しかし、要求には、矛盾、暖昧や不完全性などがある場合が多いため、要求獲得作業は大変手間取りで困難なものである。要求獲得作業は対象業務に関する知識やソフトウェア開発に関する知識などが複雑に関わっているプロセスであるため、知識処理手法による支援が有望と思われる。一方、通信の分野では、迅速かつ多様なサービスを提供するために、一般ユーザによる通信サービスの開発も望まれるが、それに対する支援が不可欠である。我々は、知識処理技術に基づく通信サービス要求獲得の支援環境に関する研究を行なっている。本稿では、振舞いモデルなどに基づいて通信サービス要求における矛盾と不完全性を解消する要求獲得手法について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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