証券業務支援のためのマルチエージェントシステム枠組み
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概要
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現在、エージェント関連の研究開発は多数報告されており、Personal Assistant, Sofbotなどのエージェントシステムが開発されている。エージェントの意味については、まだ統一した定義がないが、一般的には、分散人工知能分野での協調分散システムを拡張したマルチエージェントシステム、ユーザに柔軟なインタフェースを提供しようとするインタフェースエージェント及びユーザの負担を軽減するためにユーザの仕事の一部を代行する代理人エージェントなどを指す。エージェント技術は、システムに柔軟性と拡張性をもたらし、使いやすいインタフェースを提供することができる。しかし、現在エージェントベースシステムに関する報告は、情報検索分野に集中し、他の分野への応用例がすくない。著者らは証券業務を支援するためのエージェントベースシステムに関する研究開発を行っている。本論文では、証券業務の一つである金融商品取引を支援するためのマルチエージェントシステムの枠組みについて述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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