通信サービスモデルに基づく要求記述,獲得手法
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概要
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本論文では通信サービスを対象にした要求記述,獲得手法を提案する.通信サービスを端末における状態遷移と,端末と通信システム(サービス提供主体と回線)との相互関係の観点からモデル化し,それに基づき,日本語による要求記述法を定めている.これにより,自然言語による記述性の保持と機械処理性の確保を可能とする.また,通信サービスの状態と動作の間に存在する規則,制約を知識ベースとして保持することにより,記述の漏れや矛盾を検出し,その補完を支援する要求獲得手法を報告する.なお,獲得した要求は当研究所で開発した形式言語へ変換し,状態遷移の検証やプログラムの生成へ繁げる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-07-06
著者
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小林 吉純
Atr通信システム研究所:ntt情報通信研究所
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小林 吉純
エイ・ティーアール通信システム研究所
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榎木 浩
エイ・ティーアール通信システム研究所
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太田 理
エイ・ティーアール通信システム研究所
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榎木 浩
Atr通信システム研究所:富士通関西通信システム(株)
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