磁気光学型可変光アッテネータ(1) : 原理

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概要

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WDMをベースとした光波ネットワークにおいては,光増幅器や光ノード内での光パワーの調節のため,減衰量が電子的に変化できる光アッテネータが必要になる。WDM用光増幅器においては,利得の平坦化と光制御出力を両立させるために光アッテネータを用いることが提案されている。また,光ノード内では, 光デバイスの損失補償や光SNRの改善のため,光アッテネータが使用される。図-1に光ADMノードの構成例を示す。λ1〜λNのWDM信号は分波器で各波長毎に分離後,光SWにより所要の信号のADD/Dropを行う。ADD信号を含む各信号は光アッテネータにより光パワーの調整後,合波され送信される。光アッテネータは多くの方式が提案されているが,機械的な可動部を持つものが多く,信頼性に不安があり,また応答速度に限界があると考えられる。今回,我々は磁気光学効果を応用し,非機械的な動作で減衰量が制御できる光アッテネータを開発したので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-18

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