OTN分岐・挿入システムの検討と試作(コア・メトロシステム,フォトニックネットワーク・システム,光ネットワーク運用管理,光ネットワーク設計,トラヒックエンジニアリング,シグナリング,GMPLS,ドメイン間経路制御,ネットワーク監視,イーサネット,光伝達網(OTN),高速インタフェース,光制御(波長変換・スイッチング・ルーチング),光ノード技術,光クロスコネクト(OXC),光分岐挿入多重(OADM),光多重・分離装置,光信号処理,光スイッチ素子,一般)

概要

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光ネットワークの基盤技術の一つであるITU-T G.709 Optical Transport Network (OTN)インタフェース勧告が2009年12月に改訂され,クライアント信号を収容してpoint-to-pointの転送ネットワーク向けの用途に加え,Synchronous Digital Hierarchy (SDH) / Synchronous Optical Network (SONET)と同様に時分割多重に基づくネットワーク提供の側面を強めた.時分割多重階梯に基づく低速信号と高速信号の挿入・分岐を考えた時,異なる速度系列毎に異なるフレーム周期を持つ複数のOTNフレームを統一的にスイッチングする方式が必要となる.本文ではOTNのフレームを同期化後にスイッチングを行う方式の検討を行い,本方式を適用したOTN分岐・挿入システムの原理試作を行った結果を報告する.
2011-06-16