三端子完全循環型光サーキュレータ
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概要
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ファイバグレーティングの登場や光ネットワーク機能の高度化により光サーキュレータが注目されている。しかし従来、3端子の光サーキュレータのポート間の伝達方向は(1)→(2), (2)→(3)のみであり、図1に示すような完全な循環機能を持つ光サーキュレータは実現されていなかった。 図2に示すような 4端子の光サーキュレータでは光は(1)→(2), (2)→(3), (3)→(4), (4)→(1)と進み完全循環機能が達成される。ここでポートの一つを全反射端にすると3ポートの完全循環機能が実現されるが、この方法では反射ポートに相対するポートの反射減衰量が劣化し、光ネットワークに必用な50dB以上の値を達成することが難しい。 また光サーキュレータとしてファラデー回転子を二段として40dB以上のアイソレーションを持ち, かつ挿入損失を小さく抑えた構成が望ましい。今回、我々は新たな構成により上記の要求を達成した光サーキュレータの開発に成功したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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