日本産タナゴ亜科魚類の核型と系統的類縁との関連
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概要
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Karyotypes of 15 species of the Acheilognathine fishes were studied using chromosomes of kidney, liver and spleen cells prepared by the air drying technique. The fishes were classified into three groups. The first group possessed 48 chromosomes with the following kinetochore positions; median (m, 4 or 5 pairs), submedian (sm, 9 or 10 pairs), subterminal, terminal and terminal sensu stricto (st, t and T, 10 pairs). The second group contained 44 chromosomes, 6 or 7 pairs in the m-position, 7 or 8 pairs in the sm-position and 8 pairs in the st, t and T-positions. The third group possessed 46 chromosomes, 2 pairs in the sm-position and 21 pairs in the st, t and T-positions. In the first group were Acheilognathus lanceolata, A. limbata, Rhodeus ocellatus ocellatus, R. ocellatus smithii and Tanakia tanago, in the second group A. cyanostigma, A. moriokae, A. tabira tabira, subspecies I and II (I; Akahire-tabira, II; Senboshi-tabira), A. rhombea, A. Longipinnis, and Pseudoperilampus typus, in the third group Rhodeus atremius and R. suigensis. Sexual heteromorphism or intraspecific polymorphism of the chromosomes was not observed in any species studied.
- 社団法人日本動物学会の論文
- 1973-09-25
著者
-
林 真
国立医薬品食品衛生研究所変異遺伝部
-
小島 吉雄
関西学院大学理学部生物学教室
-
上野 紘一
近畿大学農学部水産増殖学研究室
-
林 真
関西学院大学理学部生物学教室
-
上野 紘一
近畿大 農
-
上野 紘一
近畿大学農学部
-
小島 吉雄
関西学院大学理学部
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