W-CDMAにおける移動局間欠受信時のセルサーチ時間特性

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概要

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W-CDMA基地局間非同期セルラシステムにおける移動局間欠受信時のセルサーチ特性について計算機シミュレーションにより明らかにした. 移動局間欠受信時におけるページングチャネルの通信チャネルに対する送信電力比を6dBとすれば(パイロットチャネルの送信電力比は3dB)場所率90%で平均BER=10^<-3>以下を確保できることを示した. また, この条件のもとで間欠受信時のセルサーチ特性の評価を行い, 1基地局あたりの平均化チップ数512, 相関プロファイルの平均化数3, 相関器数4, サーチウインドウサイズ10チップ, サーチすべき基地局数19のときに, 1スーパーフレーム(720msec)当たりのセルサーチに要する間欠受信時間5.9msec(間欠時間比率0.82%に相当)で場所率95%のセル検出を実現できることを示した.
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-08-27

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