DS-CDMA適応アレイアンテナダイバーシチの室内伝送実験特性

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概要

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W-CDMA方式の上りリンクにおけるパイロットシンボルを用いるコヒーレント適応アレイアンテナダイバーシチ受信のマルチパスフェージング環境下の特性についてハードウエアフェージングシミュレータを用いる伝送実験により評価を行った.その結果, 4アンテナ, 3ユーザ(2干渉ユーザ)の場合において干渉波の到来方向に対して精度良くヌルが生成できることを実験的に確認した.また, 適応アレイアンテナダイバーシチ受信を用いることによりアンテナダイバーシチに比較して平均BER=10^<-3>を満たすSIRを約8dB低減でき, 高送信電力の高速データ伝送を行うユーザからの干渉電力の抑圧効果がアンテナダイバーシチ受信に比較して非常に大きいことを示した.
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-09-18

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