混合励振源を用いた極低ビットレート音声符号化の検討

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概要

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本論文では, 1.6kbps極低ビットレート音声符号化方式を提案している.提案する符号化方式では, 音源として周期成分とノイズ成分を混合した混合励振源を用い, スペクトル包絡情報の抽出にはメル一般化ケプストラム分析を用いている.また, スペクトルパラメータの量子化には, 静的・動的特徴の統計量を考慮したベクトル量子化法を用いている.さらに, ピッチ分析には, 自己相関法と瞬時周波数に基づくピッチ抽出法を組み合わせて用いている.これらにより, 1.6kbpsの低ビットレートで人間の聴覚特性を考慮した音声符号化システムを構成することが可能になった.また, 主観評価実験を通して提案符号化システムの品質についても検討を行っている.
2000-10-19

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