逐次開示可能なコミットメント方式とその応用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
逐次開示可能コミットメント方式は、送信者がコミットした秘密情報をビット毎に開示する方式であり、多くの暗号プロトコルで利用されるものである。本稿では2種類の逐次開示可能コミットメント方式を提案する。ひとつは計算量的秘匿性と情報理論的非曖昧性をもつものであり、もうひとつは情報理論的秘匿性と計算量的非曖昧性をもつものである。前者は、一方向性置換に基づくものであり、後者はクローフリー置換対に基づくものである。逐次開示可能コミットメント方式の暗号プロトコルの応用についても述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-03-15
著者
-
森田 光
NTT情報流通プラットフォーム研究所
-
齊藤 泰一
NTT情報流通プラットフォーム研究所
-
内山 成憲
NTT情報流通プラットフォーム研究所
-
内山 成憲
日本電信電話株式会社
-
齊藤 泰一
NTT研究所
-
森田 光
Nttサービスインテグレーション基盤研究所:電気通信大学院大学情報システム研究科
-
齊藤 泰一
東京電機大学工学部
関連論文
- 電子オークションプロトコルの技術動向:第一価格秘密入札プロトコルについて
- p^rq型合成数に対するVanstone-Zuccherato方式についての考察
- ハッシュ関数を用いた公平を電子抽選方法
- 非特異楕円曲線上の一方向性関数の提案
- Jacobi signatureを用いたN=p^r×q型の合成数に対する素因数分解アルゴリズム(数論アルゴリズムとその応用,その1)
- Book-buildingにおけるハッシュ関数を用いた株式の公平な配分方法
- 逐次開示可能なコミットメント方式とその応用
- A-7-1 MOVアルゴリズムについての注意
- MOVアルゴリズムについての注意
- トレース2の楕円曲線上の離散対数問題について
- 重み付き投票の電子化とその安全性に関する考察(電子投票・入札)(新たな脅威に立ち向かうコンピュータセキュリティ技術)
- 1人複数投票可能な電子投票に関する一考察 : 株主総会における議決権行使プロトコルの実現
- 公開鍵暗号「EPOC」および「PSEC」
- 楕円暗号の数理 (代数曲線とその応用論文小特集)
- 公開鍵暗号の最近の話 : 楕円曲線暗号の安全性について
- Frobenius写像を用いるOEF上の楕円曲線演算法
- 逆元演算の改良とその楕円曲線暗号への適用
- 無交信IDべース暗号方式
- 先行処理による最適逆元演算法
- ハッシュ連鎖つきコリジョンを用いた小額決済方式(モバイル環境におけるPerson to Person高信頼性情報流通技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- ハッシュ連鎖つきコリジョンを用いた小額決済方式(モバイル環境におけるPerson to person高信頼性情報流通技術 : 情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- ElGama暗号を用いた秘密回路計算について
- 拡張離散対数問題の構成とその応用について(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 拡張離散対数問題の安全性について
- 互いに可換な複数の半群の作用を持つ環に基づく鍵共有方式
- 連鎖する複数業者との個人取引におけるプライバシー保護方法(その2)(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 連鎖する複数業者との個人取引におけるプライバシー保護方法(その2)(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 連鎖する複数業者との個人取引におけるプライバシー保護方法(その2)(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- ハッシュ連鎖つきコリジョンを用いた小額決済方式(モバイル環境におけるPerson to person高信頼性情報流通技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- ハッシュ連鎖つきコリジョンを用いた小額決済方式(モバイル環境におけるPerson to person高信頼性情報流通技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 解説 電子オークションプロトコルの技術動向--第一価格秘密入札プロトコルについて
- ランダムマップを使うハッシュ関数のコリジョンサーチ
- ランダムマップを使うハッシュ関数のコリジョンサーチ
- ランダムマップを使うハッシュ関数のコリジョンサーチ
- ElGama暗号を用いた秘密回路計算について
- 拡張離散対数問題の構成とその応用について(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 拡張離散対数問題の構成とその応用について(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
- 互いに可換な複数の半群の作用を持つ環に基づく鍵共有方式
- 情報提供者の匿名性保護に関する検討
- 5GHz帯イーサネット対応高速無線LANのセキュリティ方式
- 5GHz帯イーサネット対応高速無線LANのセキュリティ方式
- 暗号認証ライブラリの機能と実現方式 (特集論文 暗号--実現方式)
- 虚数乗法のためのべき乗テーブル法
- 公開鍵方式を用いたad hoc meetingシステム
- 通信インフラにおけるセキュリティ技術 : インターネット時代の新たなモラル形成を目指して
- 情報セキュリティ技術とその応用
- PKC/FEAL LSIとその情報セキュリティへの応用 (情報セキュリティ)
- 先行制御によるハード向き剰余乗算法
- 秘密鍵ブロック暗号の安全性について
- 暗号技術と高速算法
- 2-2セキュリティ技術の動向(2.注目を集めるセキュリティ技術とは)(最近のセキュリティ技術とその応用)
- FEAL-LSIとその応用
- 高速高信頼型FEAL-8暗号装置
- RSA暗号向き高速剰余乗算法
- トレース2の楕円曲線上の離散対数問題について
- 1. 数論アルゴリズムと公開鍵暗号の安全性(1. 21世紀初頭の暗号技術)(電子社会を推進する暗号技術)
- 数論アルゴリズムとその応用 : 研究部会活動報告
- 対称サーバを用いたログオーダ比較の電子入札方式の安全性・性能評価
- 対称サーバを用いたログオーダ比較の電子入札方式の安全性・性能評価
- 対称サーバを用いたログオーダ比較の電子入札方式の安全性・性能評価
- 対称サーバを用いたログオーダ比較の電子入札方式の安全性・性能評価
- 大小比較に一方向性関数を用いた効率的な入札方式
- グローバルスタンダード最前線 SC27会合を中心とするセキュリティの標準化活動
- 公開鍵系演算の高速化方式 (特集論文 暗号--実現方式)
- EUROCRYPTO'98 : 国際会議報告
- 逐次開示可能なコミットメント方式とその応用
- 逐次開示可能なコミットメント方式とその応用
- 逐次開示可能なコミットメント方式とその応用
- LLLアルゴリズムを用いた素因数分解法について
- 2 安全性が証明された新しい公開鍵暗号 (公開鍵暗号の最近の話)
- 安全性の証明のついた公開鍵暗号:EPOCおよびPSEC (特集論文 暗号--アルゴリズムと安全性)
- 素数判定アルゴリズム
- 情報セキュリティの動向について : 暗号アルゴリズム,セキュリティプロトコル,標準化動向(第9回社会と情報に関するシンポジウム)
- 有限体上の離散対数問題 : 数体ふるい法,関数体ふるい法
- 素因数分解と等価に安全な新しい公開鍵暗号方式
- 暗号認証実現方式の技術動向 (特集論文 暗号--実現方式)