宇宙測地技術による首都圏広域地殻変動観測と地球回転パラメータ予測
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概要
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通信総合研究所では、首都圏広域地殻変動を観測するため首都圏の4ヵ所にVLBIおよびSLR技術を用いた観測網を整備中である。また、4つの観測極をATM超高速データ伝送網で結びリアルタイムVLBIを実施する予定である。局間の基線ベクトルを即日、3次元で解析した結果を得るためには地球回転パラメータ、特にUT1の高精度な値がデータ解析の時点で必要である。このため、AAM (大気角運動量)と呼ばれる量を観測と同時に入手すれば、IERS(国際地球回転事業)のサービスで得られるUT1速報値よりUT1の精度が半分以下に向上することを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-29
著者
-
内藤 勲夫
国立天文台
-
雨谷 純
通信総合研究所
-
高橋 幸雄
郵政省通信総合研究所鹿島宇宙通信センター
-
高橋 幸雄
情報通信研究機構
-
雨谷 純
独立行政法人情報通信研究機構
-
雨谷 純
郵政省通信総合研究所第六研究チーム
-
吉野 泰造
郵政省通信総合研究所
-
高橋 幸雄
郵政省通信総合研究所
-
高橋 幸雄
独立行政法人 通信総合研究所
-
衛 國
中国科科学院陝西天文台
-
内藤 勲夫
無所属
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