準天頂衛星のシステム雑音と干渉雑音の測定評価(環境計測及び一般)
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概要
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準天頂衛星システム(QZSS)は高仰角でのGPS測位の補強・補間を行う目的で、2010年夏期に打ち上げが予定されている。QZSSは8の字軌道を描いて日本上空から豪州上空を移動し、日本上空ではGPS測位の補強・補完を行なう予定であり、NICTはその時刻管理系を担当し開発を進めている。準天頂衛星システに搭載された搭載系原子時計は時刻管理上、低仰角の位置まで時刻管理が必要とされる。時刻管理用の無線通信にはKu帯を用いて行なうが、8の宇軌道に対応した低仰角から天頂に及ぶ通信回線の評価をできることが望ましい。本報告では、8の字軌道に対応するために、地球局受信系が受けるシステム雑音、太陽系雑音、他衛星システムからの干渉雑音を測定し、8の字軌道に対応した受信雑音のモデル化と評価結果を報告する。
- 2010-08-18
著者
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高橋 靖宏
独立行政法人情報通信研究機構
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藤枝 美穂
独立行政法人情報通信研究機構
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浜 真一
独立行政法人情報通信研究機構電磁波計測部門
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雨谷 純
独立行政法人情報通信研究機構電磁波計測部門
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藤枝 美穂
情報通信研究機構
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雨谷 純
情報通信研究機構
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浜 真一
情報通信研究機構
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雨谷 純
独立行政法人情報通信研究機構
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浜 真一
独立行政法人情報通信研究機構
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雨谷 純
独立行政法人 情報通信研究機構
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中澤 勇夫
独立行政法人情報通信研究機構
-
李 延魚
独立行政法人情報通信研究機構
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中澤 勇夫
情報通信研究機構
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浜 真一
独立行政法人 情報通信研究機構
-
中澤 勇夫
独立行政法人 情報通信研究機構
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