移動体衛星通信における高仰角伝搬路の円偏波特性の測定と解析(移動衛星通信,無線通信一般)

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概要

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パーソナル利用環境での移動体衛星通信では、信頼性の高い回線を確保するには、様々な伝搬路特性を明らかにする事が望ましい。高仰角伝搬路では見通しが確保される準天頂衛星システム等でも、建物壁面近傍で深いフェーデイングが発生する。既に、この特徴的な原因を明らかにする為に、70度から88度の高仰角伝搬路において詳細なフィールド試験を行い、壁面反射があるときの伝搬路特性を発表している。本発表では、従来の同旋円偏波に於ける受信電界特性に加えて、壁面への入射角による両偏波を考慮する為に、逆旋円偏波に於ける受信電界特性のフィールド試験結果を報告する。また、建物がシャドーイングに入ったときの建物上部エッジでの電波回折による受信電界特性の解析と、伝搬路モデルの計算結果との対比を行う。
社団法人電子情報通信学会の論文
2007-12-13

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