ITE周囲環境における音場と電場・光間の複合・累積効果に関する定量的評価の意意一試み

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概要

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電子情報機器など音・電磁波・光などを同時に放射する機器により、種々の刺激要因が混在する生活環境評価の一試みを提案する。特に、複雑な実稼動環境下での音響信号・電磁波や光・電磁波など異種物理要因間で、いかに交絡効果や累積効果の評価への糸口を見出すか、また、ある物理要因から他の物理要因の変動分布をいかに評価し得るかの方法論的見地に主眼をおき、異種物理量間の揺らぎの高次相関情報を手掛かりに定量的に評価し得る一手法を導出する。実験では、電子情報機器から放射される音響信号ならびにVDTから漏洩する光と電界強度の観測値に本手法を適用し、これら異種物理量間に存在する非線型回帰関係の抽出を行なう。次いで、電界強度の時間的揺らぎの分布評価を試み、実験的にも一検証を加える。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-11-21

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