アバウト推論の「言葉遊び」への適用

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概要

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知識が不完全でも柔軟に問題を解決できる人間のように、知識を常識で補って概略的な解答を導く「アバウト推論」の研究を行なっている。この方式実現のため、まず基本常識として約4万の日常語の意味を体系化した「概念ベース」を構築した。この概念ベースを用いると、ある言葉に関連した語を検索することが出来る。本稿ではこの機能を「言葉遊び」に適用し、連想しりとり、クロスワードパズル、なぞなぞ等を機械的に解く方式を提案する。また、これらの方式を具体的にインプリメントして人間による評価実験を行ない、人間の感覚に近い「言葉遊び」が実現できる見通しを得た。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-10-11

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