QM-Coderを用いた超高精細画像の可逆符号化に関する一検討
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概要
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JPEGの可逆モードでは, 予測誤差をハフマン符号もしくは2値算術符号QM-Coderで符号化する手法がとられる.QM-Coderを用いる際, 統計モデルにより予測誤差の2値化および既に符号化済の画素を用いたマルコフモデル条件付けが行われる.本稿では, マルコフモデル条件付けはJPEG方式と同様とし, 超高精細画像の予測誤差分布を考慮した2値化および状態統合の手法を検討する.提案した統計モデルの状態数は104である, JPEGの約2/3に相当する.符号化シミュレーションの結果, 提案したモデルはJPEGに比べ1.204〜1.556%符号量を低減できることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-07-24
著者
-
黒木 祥光
久留米工業高等専門学校
-
芝 浩二郎
鹿児島工業高等専門学校
-
太田 諦二
九州工業大学工学部電気工学科
-
黒木 祥光
鹿児島工業高等専門学校
-
上繁 義史
鹿児島工業高等専門学校
-
上繁 義史
九州システム情報技術研究所
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