FAXを用いた災害弱者用安否情報登録システム
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概要
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われわれは,インターネットを介して間接的に安否情報の登録確認のできる被災者支援安否情報登録検索システム(IAAシステム)を開発している.しかし,高齢者などの災害弱者はキーボードやマウスに不慣れなため,高齢者向けの登録インターフェースとしてFAX登録にインタラクションを導入する.この方法では,送信されOCR認識された情報をいったん利用者に送り返す.登録者は,返送されてきた用紙を確認し,認識誤りがあれば修正して送り返す.この手続きにより,登録者自身が内容の確認および修正を行える.本システムのプロトタイプを作成し,高齢者を対象に評価実験を行った.その結果,被験者は登録作業を行うことができ,またFAXの平均送信回数も平均2.5回で送信できることがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-02-28
著者
-
大野 浩之
独立行政法人通信総合研究所情報通信部門非常時通信グループ
-
松本 文子
独立行政法人 情報通信研究機構
-
大野 浩之
独立行政法人通信総合研究所横須賀無線通信研究センター
-
大野 浩之
独立行政法人 通信総合研究所 情報通信部門 非常時通信グループ
-
大野 浩之
独立行政法人 情報通信研究機構
-
海老名 毅
独立行政法人通信総合研究所
-
海老名 毅
独立行政法人 情報通信研究機構
-
海老名 毅
通信総合研究所非常時通信グループ
-
大野 浩之
通信総合研究所
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