対話中における頭部ジェスチャの認識

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概要

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本稿では,より高度な対話システムを実現することを目標として,対話中に出現する視覚的な反応の機能分析を行うとともに,そこで重要な役割を担う頭部ジェスチャの検出手法を提案する.まず,対話中の視覚的な反応を分析するために,人間同士の対面対話の収録を行った.この自然対話を収録したデータを用いて頭部ジェスチャの認識を行った.色情報を用いて入力画像から頭部領域を抽出し,その領域に対してオプティカルフローを求め特徴量とした.HMMを用いたジェスチャスポッティングにより「うなずき」,「かしげ」,「首振り」の3種類の頭部動作の認識に成功した.また,音声情報との統合を行った.
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-07-12

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