ユーザの視点に基づく適応型3次元インタフェース
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概要
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本稿では、ハイパーメディア情報の適応的なフィルタリング及び視覚化手法について述べ、それらを実現する3次元のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を提案する。情報のフィルタリングは、ユーザの興味や目的を反映する「視点」をインタラクティブに選択することによって実行する。そのためのGUIは、情報の多次元特徴ベクトルを単位球面上に写像することによって構築し、球面上のカーソルの回転に「視点」の変更を対応づけるものである。さらに、適応的情報視覚化に基づく、ナビゲーションのための3次元GUIを提案する。これは与えられた「視点」を反映して、情報間の意味的および構造的(リンク)関係を把握できるようにハイパーメディアを3次元視覚化したものである。ユーザはこれらの3次元GUIを用いて、検索・ナビゲーションを実行する。最後に、提案手法を用いて作成した、WWW上のマニュアルブラウザーのプロトタイプについて紹介する。
- 1996-11-22
著者
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