放射妨害限度値の自由空間基準化 : 現行規格の実態は不安
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概要
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直線尺が曲っていては, 正しい計測はできない. 曲りの程度が予め判っていれば補正できるが, 使用の都度, 曲がりの形と程度が変化したのでは, 役に立たない. 放射妨害(EMI)測定に関する現在のCISPR勧告は, まさに上述の後者を是認する状況にある. これを改善する方法として「限度値規格の自由空間基準化を提案する. なお, 現行法との融合を図る移行措置としては, 「新限度値(自由空間基準)を現行限度値より6dB低く設定」すればよい. これにより, 新型サイトの研究開発が自由になり, 既存の「完全電波暗室」の利用が可能になる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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