方向線分特徴量を用いた手書き文字認識手法
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概要
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方向線素特徴量は, 手書き文字認識において, 最も有効な特徴量の1つである. この特徴量は, 文字図形を局所領域に分割し, 各領域ごとに方向線素数を数え上げたものであるが, ストローク情報が欠落してしまうため, 明らかに人間が認識できる文字でも, 全く誤った文字に認識してしまうことがある. 本稿では, このような誤認識を防ぐため, ストローク情報を使用した方向線分特徴量 (DSF : Directional Segment Feature) という特徴量を新たに定義し, その有効性を確認するため認識実験を行った. この結果, 方向線素特徴量を用いた認識実験では正しく認識できなかった文字を正しく認識できるようになり, DSFの有効性が確認できた.
- 1997-03-06
著者
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