高速かつ高推定精度を育する : 最小エントロピーブラインド等化

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概要

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本報告では、高収束速度から高推定精度を同時に可能にする適応フィルタを用いたブラインド・デコンボリューションアルゴリズムを提案する。ブラインド・デコンボリューションとは通信システムにおいて、受信信号のみから伝送路の逆システムを推定し、逆システムを用いて受信信号から送信信号を再生する方法である。適応フィルタを用いてブラインド・デコンボリューションシテスムを構成する場合、再生信号のみを用いた評価関数を与える。この評価関数を最小化(あるいは最大化)することによって伝送路歪を除去するアルゴリズムがいくつか提案されている。しかし、これらのアルゴリズムは収束速度が遅く、推定精度が低いという問題を育していた。最小エントロピーブラインド等化アルゴリズムもこれらのうちの1つである。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-03-27

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