陰形式ブラインド・ビタビ・アルゴリズムの改良 : 方程式数増加と一般化ビタビ・アルゴリズムの適用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
陰形式ブラインド・ビタビ・アルゴリズムの誤り率特性は, 方程式数を増やすことにより大きく改善される. しかし, 方程式数の増加は計算量を増大させる. そこで, 本報告ではブランチメトリックを縮退させて, 計算量の増大を抑える方法を提案する. また,同時に, 陰形式ブラインド・ビタビ・アルゴリズムに一般化ビタビ・アルゴリズムを適用する. 計算機シミュレーションより, 伝送路固定の場合には, 本報告で提案した改良方法により, 誤り率特性が改善されることが示された. しかし, 時変伝送路の場合には, 縮退の程度が大きくなるに従い, 誤り率特性の劣化が大きくなることが明らかとなった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-24
著者
関連論文
- A-4-5 相関のある信号に対するブラインド等化について(A-4.信号処理,一般セッション)
- A-4-25 独立化原理に基づく複素ブラインド等化(A-4. 信号処理,一般セッション)
- バイスタティックレーダによる人工衛星観測信号の処理
- バイスタティックレーダによる人工衛星観測信号の処理
- グラフ間距離による陰形式ブラインド・ビタビ・アルゴリズムの拡張
- 陰形式ブラインド・ビタビ・アルゴリズムの改良 : 方程式数増加と一般化ビタビ・アルゴリズムの適用
- 2つの信号の合成波のダブルサンプリングによるブラインド分離
- ニューラルネットを用いた陰形式ブラインドビタビアルゴリズム
- ブラインド等化の最良評価関数について
- ブラインド等化とブラインド系列推定
- 陰形式ブラインド・ビタビアルゴリズムのQPSKへの応用
- 独立化法に基づくブラインド分離について
- ブラインド等化におけるローカルミニマについて
- ブラインド等化におけるセンタータップの移動について
- ビタビ・アルゴリズムによるブラインドシステム同定の高速収束および推定精度の向上化について
- 高速かつ高推定精度を育する : 最小エントロピーブラインド等化
- 複素ブラインド等化の高速収束について
- 多値QAM信号のブラインド同期検波方式
- ブラインド・デコンボリューション・アルゴリズムの一高速化
- ブラインド等化の高速化について
- 非線形関数を制御するブラインドセパレーションアルゴリズムの一提案
- A-4-45 ブラインド信号分離アルゴリズムの一提案
- ブラインド等化発想秘話
- Generalizations of operator Shannon inequality based on Tsallis and Renyi relative entropies (Operator monotone functions and related topics)
- Extensions of relative operator entropies and operator $\alpha$-divergence (Operator monotone functions and related topics)