電子メールを用いた船内計測装置の遠隔利用方式

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概要

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船内装置を遠隔で管理することは、船舶運航の省力化に有効であると考えられる。遠隔管理において効率的に装置を管理するためには、船舶の運航にかかわる情報の統合化が必要になる。最近では船舶にコンピュータシステムをが普及しはじめ、船内で発生する情報の統合化が進みつつある。しかし、陸上と船舶間の通信では伝達経路や形式が多数存在しており、これらを統合的に扱う手段はいまだ確立されていない。また、船内に塔載されているコンピュータシステムの通信方式はメーカーによって大きく異なる事が多く、これも情報の統合化の障害になる。筆者らはインターネットなどで広く用いられているRFC822に準拠した電子メールを用いて広城ネットワークを介して船内計測装置などを利用する手段について検討している。本稿ではその設計方針と概要を紹介する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

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